茨城県誕生150周年の記念朱印
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茨城県が、明治4年(1871年)の府県統廃合で誕生してから150周年の節目を迎えたことを記念した朱印です。
茨城県の地名の由来として奈良時代初期である713年(和銅6年)に編纂、721年(養老5年)に成立した『常陸国風土記』の中で2つの説話が紹介されています。
一つは朝廷から派遣された大臣(多氏)一族の黒坂命(くろさかのみこと)が、先住民の賊を「茨棘(=うばら)」を用いて滅ぼしたというもの。もう一つは「黒坂命が、古くからこの地方に住んでいた朝廷に従わない豪族を茨(いばら)で城を築いて退治、または、その住みかを茨でふさいで退治した」という話が書かれており、この「茨(いばら)で城を築いた」または「茨でふさいだ」ということから、「茨城」の名称が使われたといいます。
今回の記念印は前者の説話に則り、「茨棘(=うばら)」と揮毫しています。