常陸国司シリーズ 記念朱印について
古代から中世にかけての日本では、各国の行政官として中央から「国司」という官吏が派遣されていました。
あまり知られていないかもしれませんが、律令制の時代、常陸国は、13国あった「大国」の一つに数えられ、特に国力の大きい国として定められてきました。
平安期になると、桓武天皇や平城天皇など多くの皇子・皇女に恵まれることが多くなり、親王家の維持と皇胤の経済的保障に加え、親王の官職の不足が課題となりました。
そこで、設けられたのが「親王任国」という制度でした。
「親王任国」とは、親王を国司の筆頭長官である国守に任じる制度で、任じられた親王は「太守」と称しました。
なお、親王任国とされたのは、常陸国・上総国・上野国の大国3国のみでした。
常陸太守(親王)は、現地へ赴任しない遙任であったため、実務上の最高位は次官である「国介」が担いました。
常陸国の名族・大掾氏は、国司四等官制の一つ「大掾」の職を任じられ、代々世襲したことから栄え、「大掾」と呼ばれるようになった一族です。
本シリーズが、中世、殊に戦国期だけに限らず、中世につながる古代史を含め、広く歴史を知るきっかけになればと考えています。
常陸国司シリーズ記念朱印には、全て中央に「常陸国印」のレプリカを押印いたします。
左下には、それぞれの人物のオリジナル印を押印いたします。
種類は、2〜3週間に一人ずつ増やしていきます。
また、ステップアップ式とし、1回の注文につき、1人ずつのお渡しといたします。
一度に複数を購入することはできません。
そして、皆様、初代常陸守の「百済王遠宝」から順番に授与となります。飛ばしての授与はできません。
次回分の購入方法については下記をご確認ください。
次回購入方法
発送完了メールに、次の代の国司印を購入するためのパスワードを記載いたします。
次回の購入の際には、パスワードを御入力いただかないと購入することができませんので、大切にメールを保管ください。
まずは、オンラインショップページの『【次回分購入】常陸国司シリーズ】』をカートに入れていただきます。
決済画面の「請求先情報の詳細」に進んでいただきます。下記画像の項目に、前回の国司シリーズを購入の際に、お客様のメールアドレスに送られたパスワードを入力していただき、決済いただきます。これで注文完了となります。
※他の御城印、記念印などとの同時の購入でも問題ございません。
※この時点でパスワードがない場合でも決済は行えますが、次回分の【常陸国司印シリーズ】のお買い求めはできません。予めご了承ください。