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初代常陸国司 百済王遠宝

百済王遠宝(不詳〜734年没。)

初代常陸守。

『続日本紀』には、文武朝の四年十月己未の条に「直広参百済王遠宝為常陸守。」との記載が見られる。

日本に定着した百済系氏族の一つである百済王(くだらのこにきし)氏の氏人である。

百済王氏は、その名が示す通り、百済王族である義慈王に出自を求めることができる。

百済王遠宝は、義慈王の子にして持統天皇より百済王姓を賜与された第一祖・百済王義光の孫にあたる人物であり、蝦夷への接壌要地である常陸守に任命されたことで、百済王氏のなかでは東国や蝦夷経営の先鞭的役割を果たした人物といえる。


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